パーキンソン病(Parkinson's disease)
パーキンソン病の4大徴候は、(1)ふるえ、(2)筋肉のこわばり、(3)動作が遅くなる、(4)姿勢を保てないです。ふるえや筋肉のこわばりなどの初期症状が見られる場合は、放っておかずにすぐ専門医を受診してください。我々の伝統医学(鍼灸治療)では、筋肉の過緊張状態であると考え肝虚証として治療します。鍼灸治療は薬を使いませんので副作用はありません。
腹証
図のように胸のあたりに熱があり、臍下が冷えています。臍傍左に抵抗と圧痛があり、按圧すると動悸があります。しかし胸脇苦満はありません。
証(病名と治療)
証(あかし)は肝虚陰虚証となることが多いです。治療穴は、太敦、曲泉、湧泉、陰谷、足三里、曲池を補います。胸の熱は然谷を用いてとります。陽経は胆経や三焦経の穴を用います。全治するまでにはかなりの年月を要しますので、専門医の治療と併用して当院鍼灸治療を受診されることをお勧めします。
適応症に無い病気でも、お困りのことがありましたらご相談ください。
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