スプレッドは固定がいいのか?
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スプレッドが動くわけ
前回までの記事では、「流動性の低下とともにスプレッドはワイドになる」とお話しました。「流動性が低い」とは、市場参加者が少ない状態、売り・買いの注文が少ない状態、買いたくても買えない状態・売りたくても売れない状態などを指します。
株式市場では、札幌証券取引所、大阪証券取引所などでは流動性が低い銘柄もあり、いつでもどこでも売買できるというわけには行きませし、所謂仕手戦の舞台になる銘柄も少なくありません。(流動性の低い銘柄を狙います。)
10年ほど前の店頭市場(現在はジャスダック)では、注文方法は指値に限られ、売りたくても売れない状況、その逆の状況を含め、とても不便な思いをしたものです。これなんかも流動性が低い状況をあらわしているのだと思います。
ところで、FX取引に参加する僕たちに置き換えて考えてみると、「流動性の低下で具体的に損失を被る」という体験をしたことはないのではないでしょうか?あるとすればエマージング通貨の売買などが該当するでしょうし、最近ではタイバーツの資本規制が記憶に新しいところです。
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