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 二色兜(2009年3月9日) クリスマスツリー作り

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 折り紙をいろいろいじっているとイメージがわいてきます。この時のイメージは頭脳が産んでいるのではなくて、実は手が自ら動いて産んでいるように感じます。
 イメージを作るということは脳の働きではなくて実際に動く手と足の働きかもと思うこの頃です。    
 
       
         二色兜1                       二色兜2
 出来上がりの様子です。紙は両面折り紙を使っているのですが、両面折り紙の特徴を上手くいかして、二色兜を作ったのが私の手の工夫です。

   
 @両面折り紙を用意します。             A三角に折ります。

   
 B一回開いて、その後にちょっとずらして三角に折ります。  C上に折り上げます。

   
 D二枚折りあげるとこんな感じ           E一回上下を反対にします。

   
 F上に折りあげます。                G半分に折り、兜の飾りを左右対称にします。

   
 H 半分折り返してかっこよくします。       I三角部分を折り返します。

  
J反対にして折り返し、中に余分な部分を入れます。  Kこれでほぼ完成です。

   
 Lでに一回正方形に開いて折り返すと安定します。 Mこれで完成。

 両面折り紙の裏をうまくいかすことでとても立体的になることが味噌だと考えています。産み出すという事は実は手や足やいろいろなところ脳を動かさないで動くように訓練することで創造するということを理解したことです。大中小などを作って重ねると楽しいです。

 作っているとだんだんに手がまた違うものを作り出そうとします。仕方なく手の力に押されて新しいものを作ります。その結果をまたホームページに報告せよと手が脳に命じるので二色兜のバージョンアップをアップデートしました。

    
 まず折りあげます。                    次に斜め部分を一回開いて鋏で切ります。

    
 さらに斜めに切り込みをいれます           もう一回折りなおし、切り込み部分をあげます

 ちょっとした工夫ですが、なお立体的になりました。どの部分をどのように切り込みを入れるかは作ってみたいろいろチャレンジしてみるのが良いと思います。基本的に私は折り紙を折るときにはペガサス以外は切り込みを入れないようにしているのですが、久々の手の反乱により、鋏を使って切り込みを入れました。

    

 やっぱり切り込みの仕方が難しいので工夫を手が始めました。今度は2枚をまとめて切り込みを入れました。また、少し切り方をジグザグにしてみました。すると裏の部分が色がきれいに出ました。

           

 なかなか立派な出来栄えです。やってね。皆さんもチャレンジしてください。下の折り方が少しずれているのは愛嬌です。