遊びの手法      2010年秋&ちいちゃんが行く (2010年12月5日) 追加2011年4月29日
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 ちいちゃんが行く2011年4月29日
            
 私が退職して初めて、ちいちゃんが泊まりにきました。付録が5人来ました。児童健全育成と難しいことを言いますが、私はシンプルに考えています。平島公園のようなきれいな環境を用意しておきます。子ども同士で遊んだりケンカをしたりして、子どもは生長していきます。危険なことや悪いことをしたら叱るのが私の役目です。

            
 ちいちゃんはすっかりうんていが上手くなりました。一回も落ちないで、何回も行ったり来たりできました。昨年までは何度も途中で落ちたのにね。子どもの成長は速いものです。

           
 みんなともだいぶ上手く遊べるようになりました。

           
 子どものことでもう一つ大切と思っていることは、料理などを自分で作ることです。今までは勤務を終了してから、我が家に来たので、夕飯作りは出来ませんでした。今回は、4時に集合して、4時45分まで平島公園で遊びました。その後にみんなでジャガイモ・ニンジン・タマネギ・肉・トマト・キュウリなどを皮をむいてきりました。ちいちゃんもタマネギの皮むきをしました。みんながやるので、ちいちゃんも一生懸命やっていました。材料は各自持参でした。
 自分たちで作ると一つは安い経費で泊まることができることです。2点目は子どもたちもやる気が出て来て、頑張ります。量も多いので、だんだんとみんなうまくなっていきます。量が少ないと定着が図れないままに終わってしまうことが多いものです。ジャガイモ10ヶ・肉800グラム・タマネギ10ヶ・トマト5ケなどなどいっぱいあったから、いっぱい練習になりました。
 第3にこれが一番なのですが、自分で作ったものは美味しいという事です。

          
 そして夕食となりました。カレーとサラダでしたが、みんなたくさん食べて、腹が痛い痛いと言っていましたが、すぐに元気になり、うるさいことうるさいこと。ホームページを作りながら、うるさくて大変です。
 明日は今日切っておいた材料で、シチューにします。後は牛乳とパンです。

 ちいちゃんのはるかちゃんとお泊りの巻
 私も有明児童センターに勤務して31年目になります。この間にはたくさんのことがありました。多くのこどもたち、関係者からたくさんのことを学びました。本当に感謝しています。2010年の秋を振り返ってみたいと思います。そしてちいちゃんのことも。
                     
 9月。二人のお姉ちゃん達は「よさこい」の練習があるので、泊まりにこれませんでした。それで、ちいちゃんは、ももかちゃんの友達のはるかちゃんと二人で泊まりにきました。二人でVバランスをして見せてくれました。二人とも本当の姉妹よりも仲良しとなって遊んでいました。昔から、可愛い子どもには旅をさせよといいますが、子どもは多数の経験をして伸びていくものです。
 
 2010年秋と環境整備
 有明児童センターの周りの環境整備もだんだんと本格的になってきました。新潟市の水産林務課・青山小学校区コミュニティ協議会などと一緒に、青山小学校近くの森林整備を200名ほどで実施しました。30年前には失業対策事業で森林整備がされて、きれいな森でしたが、ここ15年くらい失対事業がなくなって、森は荒れ放題でした。これが再びきれいになってきました。
            
 左の写真はきれいなった森の中で、ツリークライミングをしているところです。その隣は私のふるさと下田村の吉ヶ平の雨生ヶ池近くの写真です。右の写真は秋に秋田県で児童厚生員の研修会があったので、特急いなほで秋田に向かう途中の鳥海山の写真です。共通しているのは緑が大切にされていることです。緑の環境が大切と私は思っています。逆転の発想があります。植物が緑色をしているのは、実は光合成に緑色がいらないので、反射もしくは透過させているのだそうです。そして、可視光線の中で緑色は一番真ん中辺にあります。この緑色が人間にとって心を安定してくれる色であることは、植物の光合成の働きに鑑みて面白いことだと思います。

         
 10月には教え子の結婚式がありました。元来、式等がきらいな私でした。でもこの結婚式はいい意味で学園祭ののりでした。私は珍しく楽しく時間を過ごすことができました。こんな結婚式もあるのだなあと思いました。
 私が一番お世話になり、しかも一番教えていただき、そして一番私を守ってくださった名誉理事長のお別れ会があったのも、今年の秋のことでした。1000名位の方々が集まりました。いまさらながら、名誉理事長の偉大さに感激しました。そんな名誉理事長が有明児童センターをとても可愛がってくれていたことをいまさらながら嬉しく感じました。

 2010年秋のこといろいろ
             
  平島公園には日本宝くじ協会から新しい遊具が2基寄贈されました。明るい青空にもとに子ども達の明るい笑い声が絶えない平島公園になってきました。有明児童センターでも合唱部の歌声が響いています。

           
 可愛い有明保育園の未満児です。有明児童センターも大好きで、お兄ちゃんを迎えにきて、一緒に遊んでいってくれます。真ん中の写真は有明保育園の年長児童のチラシを丸めて作った棒の作品です。それぞれ、自分の力で丸めたそうです。それにしては、上出来でした。
 秋には亡くなった私の母の妹さんがお亡くなりになりました。そのお葬式がありました。柏崎に向かう途中の夕焼けがとても赤くなったいました。

 ちいちゃんが大人になるの巻
       
 11月の木曜日にちいちゃんに泊まりに来ないかと話してみました。木曜日はお父さんも出張でいないでの、お姉ちゃんは、久しぶりに(3年ぶりに)お母さんとゆっくり買い物をしたいとのことでした。それじゃあ、人数も少ないから、寿司を食べに行こうとのことになりました。そしたら、ももちゃんは「やっぱりお買い物よりは寿司を食べたい」とのことになり、ももちゃんとちいちゃんが二人で泊まりに来ることになりました。
 ちいちゃんが最初に私っちに泊まりに来たのは2歳10ヶ月位のときでした。今では3歳になりました。回転すしで「ちいちゃん。幼児用の椅子を借りようか?」と聞いたら、ちいちゃんは「ちいはもう大人だから、要らない」と言いました。寿司を食べる時に「スプーンがいる?」と聞いたら、「ちいは大人だから、大人用に箸を使う」と言いました。お寿司をたくさん食べ、ジュースを飲みました。家に帰ってから「デザートは?」と言い、ちいちゃんはなしをたくさん食べました。ちいちゃんは元気があって、とても食欲旺盛です。お風呂に入ってから、お姉ちゃんと一緒にVバランスをしました。

 
 金曜日の朝になりました。ももかちゃんを学校に送りました。「ちいちゃん。このまま有明保育園に行く?」と聞いたら、「児童センターで遊んでから行く」とのことでした。最初は三輪車が乗れなくて、何度もひっくり返っていました。アグレッジブでいつもキズがいっぱいのちいちゃんはひっくりかえるくらいのことで挫けません。何回も何回もチャレンジして乗れるようになりました。そして自慢げに走り回っていました。

 ちいちゃんのお絵かきの巻
               

          
 話は前日に戻ります。寿司を食べに行っているころから、すぐ上のお姉ちゃんのももかちゃんはもう眠そうでした。お風呂に入って、デザートを食べ、歯を磨いたら、午後9時45分頃には布団に入って寝てしまいました。ちいちゃんはいつも11時半から12時ころまで起きています。そこで、ちいちゃんに「何をしたいか?」と聞いたら、絵を描きたいというので、絵を描かせることにしました。最初ちいちゃんのママようこちゃんを描きました。髪の部分が超省略して描いたので、私が少し付け足してみました。そしたら、ようこちゃんの隣に自分を描きました。次にちいちゃんパパを描いて「まことでござる」と言いました。そしてももちゃんとあゆっぺを描きました。ちいちゃん3歳5ヶ月の作品です。まだ字が書けないので、私がちいちゃんのいうとおりに書きました。私は字がいつも幼い字を書きますので、結果的に素晴らしいコラボレーションになりました。

 後日談の巻
 ちいちゃんのママにホームページにアップデートしたことを電話で話をしました。ちいちゃんのママには絵のことは1ケ月ほど前に話をしていました。それで楽しみにしていたのです。
 ホームページを見てから、ちいちゃんママから電話がきました。ホームページは上から読んでいきます。ママはまずちいちゃんの絵を見て「ちいはいつの間にか字まで書けるようになったのか」と一瞬、思ったと言っていました。私の幼い字は3歳5ケ月の子どもと一緒ですね。でもこの感じが、ちいちゃんと私の感じなのです。だから上手くコラボレーションするのだと思います。これは私の感性でして、乳幼児が何を感じているかをスパッと入ってしまうのです。
 連れ合いと昼食を食べに行っても、隣の乳幼児と目が合うとお互いにコミュニケーションをしてしまいます。それでバッグの中にはいつもドングリブローチが入れてあります。なければ折り紙を折ってプレゼントをします。そんなことが自然としてしまうのが私で、その相手を自然にしてくれるのがちいちゃんを始めとする乳幼児達です。
 ちいちゃんママからその時に「最近、きめて騒ぎ出すと1時間はどうしようもない。今日は測ったら、1時間20分は泣いていた。どうしたら?」との話が出ました。思わず「根性があるね」と言いました。そして、「急激に大人になりたくて頑張っているから、本人も疲れているのではない?泣かせるだけ泣かせておいたら」と言いました。そして「甘えたがる時は甘えてあげさせたら。相手するのに疲れたら、またお泊りに」と言いました。
 今度のお泊りは来年の1月2日です。どんな成長をしているか楽しみです。