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自然と遊ぼ    

 スダジイの話(2004年12月16日)

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 来年のことを言うと鬼が笑うようですが、でもやはり気づいた時にホームページにアップデートしておかないと忘れるのでアップデートしてみます。
 自然の物をうまく活用することはとても子どもたちにとって大切なことだと私は思います。
 スダジイはとても美味しいドングリの仲間です。マテバシイが待てばシイ位になるというのが語源だそうですが、そのシイとはスダジイのことです。炒って食べるとクリよりも美味しいし、生でも食べられます。そのスダジイにヒートンをつけて、ニスがけをします。その後に鈴などをつけると素敵なストラップになります。
 スダジイは神社などにたくさん植えてあります。普通の家庭の庭にも植えてあることがあります。
 
 右の写真は新潟市の護国神社のスダジイです。葉は小さくていつも緑です。
 スダジイは弥彦神社にもありますし、元新潟大学教育学部の近くの諏訪神社にもあります。スダジイと神社は関係ありそうです。緑がいいのかな。
 最近、木の種類を覚えるのに樹肌と樹形が大切と教わりました。
 森は友達 樹肌図鑑
 上記のホームページに詳しくは見てください。
 右の写真はスダジイの樹肌です。
 これはきちんとまだ調べていないのですが、たぶんスダジイもマテバシイ同様に春に花をつけて、一冬越して、翌年の秋に実ができるようです。
 右の写真は2004年の12月12日のものですが、この小さなスダジイのあかちゃんは2004年の春に花を咲かせたもので、来年の晩秋に実となって落ちるのだと思います。
 ですからスダジイの話は来年の話になってもオニは笑わないと私は思います。今年のうちに子どもたちに見せておきたいですね。
 ちょっと写真がピンボケですが、これは12月12日に落ちていたスダジイの実です。きっと神社に行って緑の木を探せば、上の写真のようにスダジイのあかちゃんと左の写真のようなスダジイの実を見つけることができると思います。
 冬の自然観察も楽しいものです。
 拾ってきたスダジイの実はヒートンをつけて、ヒートンごと一緒にたくさんレンジ用の袋に入れます。そして油性ニスをたらしてよくまぶします。まぶしたらすぐに取り出して新聞紙で余計なニスを取り除けば、いつまでも材料として使うことができます。
 100ヶ以上一緒にニスにまぶすことが可能です。300から400ヶでも大丈夫だと思います。
 新潟はもう雪が降るのでスダジイは終わりと思いますが、まだ大丈夫なところもあるかも。みんなで冬の自然観察に出かけましょう。
 


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