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自然と遊ぼ    

 新潟の冬は乱れる(2004年12月5日)

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 新潟の冬の天気は乱れると表現するのが一番です。一日の間に小春日和のように晴れてみたり、突然滝のような雨が降ってみたり、大風が吹いて歩くのも大変なくらい風が強かったりします。昼間でも真っ暗になってみたり、液晶画面が見えないのでカーテンをしないとまぶしいこともあります。
 一日の間に次々に天気が変化するので乱れると表現するのが一番です。
 放送大学院の認知行動科学を学習中です。新潟大学医学部キャンバス内の学習センターにビデオを借りに行きました。
 車から出ようと思ったら外は晴れて好い天気です。傘を持たずに駐車場を出ました。写真は元教育学部付属小学校と奥に見えるのは日本海タワーです。
 ところがほんの2〜3分で天気は乱れてきました。大風が吹き始めて歩くのもままならない感じです。木も揺れて、自転車や看板はみんな倒れていました。青空がみるみる暗い雲に覆われてきました。
 雨が降り始めました。その後は横殴りの雨と風になりました。とても学習センターまで行くにはずぶぬれになりそうだったので、医学部の脳生命研究センターで雨宿りをしました。そこから出てきた留学生はロシアのシベリア出身の人でした。雨がひどいので一緒に雨宿りをしていたのですが、「シベリアの天気はこんなにひどくない」「今年の新潟はひどすぎる」と言っていました。10分ほど雨宿りをして強風の中を自転車で出て行きました。
 風が強い様子をデジカメで表現するのは難しいものです。木の葉が風で裏返しになり、裏の白いところが出ているのがわかるでしょうか。
 手前の自転車は見事にひっくり返っていますね。
 脳生命研究センターの前にあるドイツヒバだと思います。この松ボックリは大きくて私はねらっています。まだ緑色でこの強風の中でしっかりと木にしがみついていました。
 新潟の冬の寒さの中で成長して春になると大きくなって、種を飛ばしてから落ちてくるのを楽しみにしています。
 新潟の冬の天気は乱れます。この乱れるというのが私は好きです。自然は人間の思い通りに動いてくれるわけではありません。うまく自然の中で生きていくことが必要と思います。その点で地球に優しいなんて言い方は私は嫌いです。あえて言うなら人間に優しい地球環境を維持するために私達が何ができるかを考え、しかも実行できることが何かを探ることが必要と私は思っています。
 
 12月8日にまた旭町(放送大学大学新潟学習センター)に出かけてきました。三日前には雨のために松ボックリ(ドイツヒバと思う)の写真を撮れなかったので今回撮ってきました。大きさはアヒルの卵(ピータン)より大きいといった感じです。
 いつ落ちてくるかが楽しみです。
      
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