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自然と遊ぼ    

 マテバシイを食べる(平成16年9月29日)

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 ドングリはいろいろな種類があります。ナラ・シイ・カシ・クヌギなどがあります。もちろんクリもドングリの仲間です。
 ドングリの中でスダジイとクリとマテバシイは渋がなく生でも食べられます。
 写真は私の自宅の前の平島公園のマテバシイです。
 樹肌は白い部分がまだらにあります。子どもたちが木登りをしてよく遊んでいます。
   常緑樹で冬でも緑を保っています。
 マテバシイは春に白い花を咲かせます。
木の実の春に掲載してあるのはクヌギの花かと思います。マテバシイは春に花が咲いた後、小さな実をつけ、冬を越し、夏から秋にかけて大きくなり、9月〜10月に実になって落ちてきます。1年半大きな実になるまでかかります。
 
   マテバシイにもデブッチョのものと細身のものがあります。トトロのような工作にはデブッチョのがいいですね。
 このマテバシイはそのまま生でも食べることができます。でも炒って食べるのが一番美味しいように思います。
 茶色の皮が黒く焦げて、殻が割れるようになると食べごろです。
  
   やけどをしないように殻を割ると仲からこげ茶色になった実が出てきます。
 スダジイほど美味しくはないけれど待てばシイくらいにはなるというのがマテバシイの名前の由来だそうです。
 クリと同じ味でとても美味しく食べ始めるとやめられません。
 右の写真は殻から出した様子です。黒くなるまで炒っても殻が割れないこともあります。そんな時はペンチで割ったから食べると良いと思います。
 マテバシイの葉の様子です。
 
 子どもたちの遊ぶ環境をきれいにして、身の回りにある自然からの恵みを食べる経験をすると、子どもたちはとても優しくなってきて、イライラも少なくなります。

 マテバシイをぜひ子どもたちと拾いに行って食べてみましょう。


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