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自然と遊ぼ    

 青ドングリのストラップ作り(2005・8・14)

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 今年はマテバシイがたくさん実っています。毎年実って木から落ちてきたものを拾ってドングリ工作の材料にしています。今年はまだ青いものを木から採ってきて細工をしてみようと思いました。というのはマテバシイはドングリの帽子が実ってしまうと小さくなって帽子つきの細工ができないからです。
 青いうちに収穫し、青いままでうまく細工できたらどんなになるのかと思ってやってみました。 
 マテバシイは庭木に使われていて、公園などにたくさん植えてあります。常緑樹でとても強い樹木です。
 ドングリの中では渋みがなく、しぶ抜きをしないで生でも食べることができます。スダジイほど美味しくはないのですが、待てばシイ位になるからマテバシイという名前がつけられています。
 そろそろ緑から黄色くなり始めています。実るとドングリが9月の初旬に落ちます。また帽子は1ヶ月後くらいに落ちてきます。 
 途中の割り込みです。下記のように処理した後にニスがけをしない方法もあります。まずドングリの部分を手で持ち、帽子や枝部分にマニキアを塗ります。次にヒートンを洗濯バサミではさみます。そしてマニキアをドングリに塗ってあげるのも良い方法です。 
 数が多くない場合はニスがけよりも楽ですし、子どものさせることもできます。
 一つの枝にたくさんのマテバシイが一緒についています。帽子も双子のようにくっついているので完全に熟してしまうととりはずすことができなくなります。青いうちならば簡単にはがすことができます。
 それで青いうちに帽子つきで工作をしてみようと思ったのです。

 私は1年に一つ新しい工作を開発すると決めています。紫外線感知ビーズストラップ・有明の風風車・フリスビー・ダンボールコマ・チラシ鉄砲etcを今まで作ってみました。青ドングリストラップもその一つにしたいと思っています。
   手で切り離すと一つずつ分離することができます。うまく分かれないときははさみで切りましょう。 
 切り離したドングリをドリルで穴を開けます。たくさん開けるには電動の充電式ドリルを使うと便利です。 
 電動充電式ドリルは2000円程度で買いました。他にも使いみちがありとても便利です。個人でぜひ持っていたい道具の一つです。
 
   ときたまドリルが手に刺さることもあるので注意が必要です。でも硬くなってドングリから比べればとても楽です。 
 穴を開けたら、ボンドをつけてヒートンをねじ込みます。ヒートンを先にねじ込んでおけば1年後でも使うことができます。ヒートンのボンドが乾くまで1日くらい置いておくのが良いと思います。    
   乾いたら電子レンジの使用に耐える袋に入れて油性ニスを入れてまぶします。20分くらい漬け込んだら、新聞紙の上に広げて乾かします。半日くらい乾かせばよいと思います。
 まぶす時にごしごしすると上のようにドングリの帽子の部分にニスがしみこんで茶色になります。青のドングリと帽子の茶色がきれいになります。
 ごしごししないでニスに漬けるだけにしておけば青いままになります。
 いつものように紫外線感知ビーズと夜光ビーズでストラップを作ってみました。
 青いドングリストラップも素敵です。ただこのまま青いままでいくか茶色に変色するか、中からシワシワになってしまうかはまだわかりません。実験途中ですから。
 チャレンジというものはこんなものだと私は思っています。


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