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 ジャンケンバキューン

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 ジャンケンバキューン遊びはロールプレー遊び
 ジャンケンバキューンはロールプレー遊びである。最近の子どもは大人の中で甘やかされて育てられている。自己中心でワガママ負けることが大嫌いである。勝つことしか求めない。そこでジャンケンバキューン遊びは有効である。

 まず2人組を作ってジャンケンをする。勝った方は負けたほうに「お前を殺してやると」迫る。
 右手(左手でも良い)ピストルを作って「お前を殺してやる」と迫る相手に、負けたほうは「まだもう少し生きたいから殺さないで」「娘が大学に行くので。まだ私は殺されては困る。お願い。助けて」などと哀願する。
 それでも「バキューン」と撃つ。相手はそこで倒れて死ぬ。(死に真似をする)死んだ死体を手のピストルで突付いて死んだかどうか確かめる。

 突付かれたほうは我慢をして死んでいる。死んだことを確かめて,勝った子どもは手のピストルを『フー』と吹きながら反対方向に歩き始める。
 死んでいた子どもはムクッと起き上がり、「ちょっと待った」と声かけをする。そこでまた最初からジャンケンをして同じことを繰り返す。
 同じような昔伝承遊びもあります。

◎決闘ジャンケン
 数あるジャンケン遊びの中でも一番おもしろいものです。
 二人が背中あわせに立ちます。
 互いに「一、二、三」と数を数えながら前に歩いていきます。
 このとき、片方の手の指をピストルのように二本つきだしておきます。
 三歩進んだら同時に後ろをふりむいて「ドーン」といいながら、グーかチョキかパーをだします。
 ここまで西部劇の決闘風にやります。
 あいこなら続けて「ドーン、ドーン」とくりかえします。
 負けた方は「ウウー」とうなりながら、その場にゆっくりと倒れます。
 勝った方はそれを見届けてから、銃口(指先)の煙をフッと吹き、「おれに勝とうなんて十年早いぜ」とかなんとか、決めのセリフをいうのです。
 ※ふつうは遊びの鬼を決めたり、前段階で使うだけのジャンケンが、ここでは完全に遊びの主役です






 次に殺し合いをしたした二人が組になり、他のグループとツーパワージャンケンバキューンをする。次に戦った4人のグループで組を作り、他のグループと戦う。このようにしてだんだん大きなグループを作り、40人いたら、最後は20人対20人で戦う。

 ジャンケンバキューンの遊びの意義は負けたら負けを認めて死んで我慢をすることが出来るところにある。そして今まで殺しあっていた人と同じチームを作ることで仲間作りになる。




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