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遊びの手法      ユニバーサルデザインとユニベンチのこと 詳細





 
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 ユニバーサルデザインという考え方がある。以下はABCforUDというホームページからの引用である。

     ユニバーサルデザインの7つの原則 

原則1:誰にでも公平に利用できること 
原則2:使う上で自由度が高いこと 
原則3:使い方が簡単ですぐわかること
原則4:必要な情報がすぐに理解できること 
原則5:うっかりミスや危険につながらないデザインであること
 
原則6:無理な姿勢をとることなく,少ない力でも楽に使用できること 
原則7:アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること

 私も特定の人たちのためのバリアフリーという考えよりもユニバーサルデザインの考え方が良いと思う。有明児童センターの親子で遊びましょうという活動に月に2回双子グループえだまめキッズさんたちが利用してくれる。いつもは親子15組30人くらいの集いが、えだまめグループの皆さんが来ると25組60人の利用となる。双子の力は偉大である。一組生まれれば出生率は確実に上がる。
 右の写真は3組の双子の親子です。これで9人になるのですから、すごいでしょう。
 双子のお母さんに街に出て困ることを聞きました。そしたら、「普通のトイレに入ると子どもを2人とお母さんだと狭い。といって子どもだけを外に出しておくと、二人で何をしですかわからない。その点障害者用トイレは広くて便利である。障害者専用ではなくて、それこそユニバーサルトイレにしてもらったらとても嬉しい」と話してくれた。
 トイレに限らずバリアフリーの考え方から、ユニバーサルデザインの考え方にしたら、ずいぶん効率的なものになるのではないかと私は思います。
 上の写真のベンチはユニバーサルデザインの考え方で、ウッドリーム小林さんと私が開発しているベンチです。
 杉の間伐材を使った集成板を主体にしています。間伐材の有効活用だけではなくて、ベンチになったり、平均台に使ったり、小学生の勉強机になったり、映画を見るときの台になったりします。
 大人なら3人かけることができますが、子どもなら5人、幼児なら6人がかけることができます。
 大人がベンチの上で思い切って飛んでも壊れません。
 ユニベンチは1枚の杉の集成板(5ミリ角の杉の棒が6枚ほどくっつけてあります。間伐材なので太い板は取れないのですが、交互に板を張り合わせてあるので丈夫です)
 下の四角の台は合板を使っています。子どもたちが喜ぶように、丸く穴をあけたあります。
 ユニベンチに座ったり、机にしたり、平均台にしたり、ジャンケン陣取りの陣地にしたりします。子どもたちはユニベンチを二つ横にしてビーダマンの基地を作って遊んだりします。
 ユニベンチに限らず、ユニバーサルデザインの考え方をすすめていくと、児童福祉は同時に地域福祉になり、障害者福祉もみんなの福祉になると思います。
 ふくしとはみんながだんのらしをあわせに過ごせるようにすることだと思います。
 財団法人地域開発研究所 研究部のホームページより引用
 どうしてユニバーサルデザインが必要なのですか。
 政府発表の人口統計では、2025年に国民の25%(4人に1人)が65歳以上の高齢者になることが予測されています。それと並行して、身体に障害を持つ人の人口の増加も確実視されており、特に「障害の種類の多様化」が大きな社会的問題になってきています。これまでは、特別な対応でバリアを補うバリアフリ−の思想にもとづく障壁除去が推進されてきましたが、行政や事業者の厳しい財政的制約を勘案すると、バリアフリ−対応にも限界が生じるのは明らかです。
そこで、最初からみんなが使えるデザインを社会に普及させることで、多様な障害を持つ人々の生活を低コストで支援していこうとする思想、すなわち、ユニバ−サルデザインの思想に注目が集まるようになったわけです

私たちは、普段から「あそこのバリアを取り除いてほしい」とか「エレベ−タをつけてほしい」というように主観的な改善要求を行政や事業者に主張しがちです。
しかし、行政や事業者の実状を知れば知るほど、財政的な制約の大きさも分かるはずです。幸い昨今は情報化も進み、作り手と使い手の距離が短くなっています。そうした点もふまえ、何からどれくらいユニバ−サルデザインに変えていけば良いのかをユ−ザとメイカ−で共に考えていくこともきわめて重要です。それこそが、本当のユニバ−サルデザインをつくる上での第一歩になるのです。


                     ■ABCforUDホームページ
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