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オニムゲームの遊び方(2011年6月29日・2014年9月15日追加・令和元年9月4日修正)

児童健全育成指導士 田中 純一

 

 1、オニムゲームは児童館や児童クラブで楽しく遊ぶのに適したゲームです。オニムの遊び方について、みんながわかりやすいように、ホームページ上にアップデートしたいと思います。

 

 
  ①                                    ②                                ③
   

  ①オニムのチップは黄色のチップを真ん中に置きます。、また白いチップはそれぞれの四角の中の丸に置きます。赤と白は円の中に交互に置きます。(修正1色いチップは1枚のみを使用する。このことで子ども達はゲームに集中できる。また無駄に白いチップを投げたりしないのでチップが傷まないし、順番を間違えるトラブルもなくなる)
  ②グーハージャンケンをして、チームを決めます。ウサちゃんとキティーちゃんが組になったので、ウサちゃんとワンちゃんが移動しました。チーム分けが終わったら、始める前に必ず互いに『お願いします』のあいさつをしましょう。ゲームが楽しいのは相手がいてくれるからだとしっかりわかることも大切です。
  ③次にジャンケンをして、一番勝った人が自分たちのチームが何色を落とすかを決めて、白いチップを丸の位置からクリックします。仮にクマとワンちゃんチームが勝ち、ワンちゃんチームが青色を落とすとします。クリックするときは指を二本つけてクリックします。白いチップに指をつけると痛くなくクリックできます。回る順番は時計回りにします。
(修正2最初から狙って落としても良いことにします。上手く自分のチップを落とし、白いチップが外へ出たり、コーナーに落ちなければ、サイドマーク以外からも連続して出来ます。)
  ④白いチップは自分のコーナーの四角の中からならどこでも置く事ができます。オニムクラブのルールでは大人版なので、線にちょっとでもかかっていれば、良いとのルールですが、小学生なので、私は線の内側にしてやらせています。
  ⑤四角の中であればねらいやすいところを上手く自分で選んでやるのが良いと思います。

  ⑥                          ⑦                                ⑧ 
  
  ⑥ワンちゃんが青色をねらってコーナーに落とす様子です。
  ⑦上手くいったので、続いて赤をクリックして青をコーナーに落とす様子です。
  ⑧キティーちゃんの番になりました。このように赤が四角の中にある場合は横に入れることも良いと私はやっています。

 ⑨                     ⑩                         ⑪                     
   
  ⑨キティーちゃんが自分の横のコーナーをねらっているところです。
  ⑩ところが自分の白のチップも入ってしまったので、赤のチップはもらうことができますが、連続してやることはできません。
  ⑪時計回りでクマさんの番が来ました。クマさんは青をねらっています。

  ⑫                           ⑬                       ⑭ 
   
   ⑫ところが青に当って赤に当って赤を入れてしまいました。この場合はキティーちゃんウサちゃんチームのものになります。
   ⑬正式のルールでは真ん中に戻すのですが、そうでないほうが、子ども達には良いようです。子どもたちはウサちゃんのようにひっくり返って喜びます。
   ⑭試合が進んで青は全部入れあげました。赤はまだ4ケ残っています。ワンちゃんクマさんチームは黄色のチップを落とせば勝利となります。

   ⑮                              ⑯                         ⑰
   
  ⑮ウサちゃんキティーちゃんチームはまだ赤を全部落としていないので、黄色をねらうことはできません。そこでウサちゃんは赤をねらっています。
  ⑯ところが赤をねらってつもりが、黄色に当ってしまいました。
  ⑰それで黄色が落ちてしまいました。この場合に赤を落としあげていないので、青チームの(ワンちゃんクマさんチーム)の勝ちとなります。自分のチームの色のチップを落とす前に、黄色を落としてしまったら、相手のチームの勝ちとなります。

 高学年と低学年が一緒にやる場合に、高学年は横に入れることが出来ないで、対角の角に入れるとのルールを作ることでハンディをつけることも一つの手法です。

  オニムはとても楽しい遊びですが、ルールを守らせることも大切です。チップを乱暴に扱わない。人差し指と親指・人差し指と中指・親指と中指・親指と薬指など必ず二本の指をくっつけてからクリックすることを教えましょう。

  チームは2人1組でも4人1組でも6人1組でもやれます。6人1組の場合に、まだ下手な1年生などはとったチップを持っている係りにしたり、横に落とせる簡単な場面でやらせてあげるなどの工夫をすることが大切です。

  オニムは楽しい遊びです。ですからなおさら興奮して勝ち負けに拘ることが多くあります。相手がいるから遊べることを教えてあげて、始める前に「お願いします」終わったら「ありがとうございます」がきちんと言えるように躾けることが大切と思います。

  働き・学び・遊びの観点から言えば、準備や後片付けは働きの要素ですから、しっかりと準備や後片付けができるように、指導員が率先して働いて見せることが必要であると思います。

   ★オニムクラブホームページ
 オニム普及版は定価29,800円です。ミニオニム5は18000円ですが、私の名前を出していただければ17000円となります。
   連絡先オニムクラブ 西村秋男 090-3486-6216