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遊びの手法    除草剤をやめよう(2010年6月26日)   詳細





 
 除草剤の使用がいろいろな所で行われている。私は除草剤は怖いものだと思う。そして人間の健康のためにも、これからの子どものためにもやめるべきであると思っている。自宅前の駐車場の様子から除草剤のことを考えてみたい。
 私は自宅前の駐車場が除草剤を撒かれるのが嫌であった。他の雑草が生えない様にクローバーの種を撒きました。やっと芽が出たと思ったら、除草剤のきつい臭いがしました。
 駐車場の大家さんに電話をしてみたら、やはり除草剤を撒いたとのことでした。でも除草剤が足りなかったので、駐車場の半分だけ撒いたのだとのこと。「私がクローバーの種を撒いたり、草取りをするので除草剤を撒かないように」とお願いしました。
 それから1ケ月。除草剤を撒いたところはその後、2度クローバーの種を撒きましたが、完全に出てきません。
 上記の写真の左側の様子です。車4台分の場所に除草剤をしっかり撒いてあるので、いくら種を撒いても何も出てきません。しかも砂利が露出していくので、学校帰りの子ども達がわざわざ石を落としていきます。それで側溝の水が止まり、腐敗してきます。
 子ども達に注意をしたり、近くの学校に注意喚起をしてもらっているのですが、男の子は本能的に石落としをやるものです。いくら注意してもきりが無い状態です。
 しかたがなく、連れ合いが毎日、石上げをしています。
 右側の車4台のスペースには、除草剤を撒いてないので、すっかり緑になりました。クローバーの根が張ってきたので、悪がきちゃんも石を落とすことが出来なくなってきました。早く、除草剤の効力が無くなり、左側も緑にして、石落としが出来なくなるようにと考えています。
 でも除草効果は続き、2ヶ月経っても、種を撒いても芽が出るのですが、すぐに枯れてしまいます。
 同様に我が家の側からの様子です。除草剤を撒いた4台分は完全にクローバーが死んでいます。植物が死ぬような薬が人間のために良いわけがありません。
 駐車場は他人の土地で塀から無効が我が家ですが、植物には国境がありませんから、駐車場に除草剤が撒かれますと、塀の向こうの我が家の草木達も除草剤にやられて元気がなくなったり、枯れてしまったりもする。
 反対側は除草剤を撒かなかったので、ご覧のように緑である。
 緑いっぱいだとまず気持ちがいい。緑は他の赤や紫やときには紫外線・赤外線を吸い取ってくれるから、有害光線を少なくする。また地表に水を蓄える力が根にあるから、雨が降ると水をため、晴れるとその水を使って二酸化炭素と光合成をする。このことで涼しい環境を作ってくれる。
 除草剤を撒いて、茶色一色もしくは、草木も枯れた状態が人間にとってよいか悪いかは誰の目にも明らかであろうに。
 除草剤を撒くとこんな風に茶褐色になって枯れるのですが、これが本当に自然の姿でしょうか。この自然をきれいだと思っている人はおかしいのではないかと私は思うのです。  除草剤を撒かないで一生懸命草取りをしている平島公園の様子です。
 緑がいっぱいの中で子ども達は楽しく遊んでいます。平島公園はあかちゃんが転げ周り、裸足で走り回っても大丈夫です。こんな環境を作ることが私の使命と考えています。
            
 緑の緑の木陰いっぱいの環境こそが、子どもと地域と仲間とみんなを育ててくれるように思います。除草剤を撒かないでみんなで草取りをしよう。

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