2011年10月1日(土)黒埼北部公民館で、黒埼地区公民館・立仏ふれあい協議会・立仏小学校PTA・コミ協防災部会・西区社会福祉協議会・立仏Club・Tozzaの会などの主催で黒埼あそぼうさいがありました。
私は平島公園クラブの仲間や友達と一緒にカプラをしました。コーディネートもしたので、報告をしたいと思います。西区役所広報担当の南雲さんから写真を提供していただきました。
適材適所といいますが、それぞれがそれぞれの力をうまく発揮するのが一番ですね。
今回のあそぼうさいで学んだこと
@訓練用消火器はとても優れている。
いつものパターンが嫌いな私としては、今年の夏の平島一丁目の防災訓練に訓練用消火器を使ってみました。今年の4月に防災訓練担当者の講習会でとても訓練用消火器が使えると思ったからです。そこで、急遽、新潟市西区役所総務課安全安心係と打ち合わせして、予算変更をして、平島一丁目自主防災会で2万円ほど出して購入しました。それをあそぼう祭にももっていきました。消防の物を含めて、全部で6ケの訓練用消火器があったのですが、どんどん使われてよかったと思います。
本物の消火器はとてもたくさんあるでしょう。でも使われることなく、期限が過ぎていくように思います。どんどん実際の訓練をすること必要ですね。
A訓練用消火器で火を倒すのに、2リットルのペットボトルに団扇をつけて火の様子にして、10ヶ用意してもらいました。子ども達も大人も一生懸命やりました、これはグッドでした。
Bカプラは使えるよ。
私の主張の中で、最近の子どもは働く経験が少なすぎる。すべての活動に働きを軸として、遊びと学びと働きのバランスをとろうとの主張があります。あそぼうさいはその意味では、学びに特化しすぎる傾向の防災訓練に遊びの要素を取り入れたことに意義があると私は感じてます。
働きの要素を軸とする意味でカプラにおいては、後片付けを中心にしたものにしました。作って壊し、作って壊しの遊びがカプラの特徴です。接着剤で固定することはありません。常に壊れる危険性を包括している遊びがカプラです。壊れたら集めてきちんとカプラの箱に入れることが大切となります。創造の原点は破壊にあり、破壊の後にはきちんと整理と分別の働きがあり、そして創造があるのではないかと思います。
私は仲間に強くそのことを主張して、カプラをあそぼうさいの仲間に入れてもらいました。
同時に破壊・整理整頓・創造は言葉の問題ではないのかもしれません。子どもたちは作ったり、壊したり、また後片付けをしたりして身体で学んでいましtあ。それが基本です。
私は仲間とともに、10時から始まる前に時間つぶしに9時半ころからカプラをやっていました。ほぼ3分の2の子どもたちが始める前にけっこう遊びました。そこで、開催時間時にはカプラ遊び証明スタンプを発行しました。カプラは魅力があるから、人は集まるでしょう、でも学習的要素の強いものは人はあまり集まりません。
カプラに遊びの来た人を消防にいくように誘導しました。訓練用消火器と的の工夫で見事ヒットしました。
C仲間作りが大切ですね。
今回の集いにはいろいろな仲間が来てくれました。私の個人的な思いでは新潟大学元教授青山先生や有明での元教え子清水さんや日本赤十字社のお仕事をされている防災会の仲間と知り合いになれたことは有意義でした。
もちろん実行委員会の段階でお知り合いになった多くの方々にたくさんのことを学びました。 |
|
ボールプールは人気です。西区社会福祉協議会のみなさんがボールとプールを用意してくれました。乳幼児には一番のニーズがあったのかもしれません。 |
昨年度のにいがた西っ子冬祭りでも実施した子ども消防服体験もありました。黒埼の消防署の人たちがたくさんの子ども消防服を用意してくれました。
一人は寂しいけれどみんながいると張り切れますね。たくさんの消防服を用意していただきました。
|
|
|
重い酸素ボンベも担いでみました。消防のお兄さんたちもナイスカバーです。 |
今ガールズ達も大活躍です。
女の子は3人ぐらいで仲間を作って参加することが多いですね。女の子一人をゲットすれば、3人集まる可能性がありますね。男の子は一匹狼が多いから、一人ひとり仲間に入れていくことが必要となりますね。
|
|
|
子ども達だけではなくて、いざというときに火を消すのは元ガールズです。元ガールズも楽しく訓練用消火器で遊んでいました。 |
私は元ガールズの子どもを抱っこして元ガールズたちの消火訓練のお手伝いをしていました。
「お孫さん?」
「いいえ。私の息子です。」
「主人がお世話になっています」と言いなさいと元ガールズにお願いしています。 |
|
|
防災カルタ大会も行われました。みんな元気に走ってカルタを取りながら防災の学習をしました。
途中から子どもが読み札を読んだりして、子ども自身が自分なりに工夫してルールや遊びを作り上げていくことも大切だとの話も出ていました。 |
避難所体験もしました。ダンボールの仕切りやダンボールのベッド・簡易トイレなどを体験しました。
私はもっと日常体験と避難所体験を上手く組み合わせる必要があると思います。
子どもにもっともっとお泊り体験やキャンプ体験をさせる必要があると思います。
また大人も狭い場所で一緒に生活することも時々ある必要がと思いました。 |
|
|
最後も親子でカプラを楽しみました。子どもの遊びと学びと働きがうまくコンビネーションしますように。
本日(10月7日)スタッフ反省会がありました。消防自動車も含めて働く車などにも参加してもらうと盛り上がるかも。自衛隊や道路管理等を管轄している北陸地建なども仲間に呼びかけたいなどの話もありました。
カプラの後片付けを見ていて、ボールプールでも子どもと一緒に後片付けをしたとのことでした。これからはいつも最後の後片付けも子どもと大人とスタッフでやりたいなどの話も出ました。 |
|