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2026年6月28日

聖霊降臨後第5主日賛美礼拝

讃美歌                7番(讃美歌)
み名による祝福
ざんげ 
赦しのみ言葉
主日の祈り
聖書日課 
 第一日課 エレミヤ 28: 5~ 9(旧約P.1229)
 第二日課 ローマ   6:12~23(新約P.281)
 福  音 マタイ   10:40~42(新約P.19)
讃美歌              187番(讃美歌)
説教    「遣わされた者がもたらす恵み」  
讃美歌              312番(讃美歌)
信仰告白(使徒信条)
献 金 
教会の祈り
主の祈り
祝福
讃美歌              539番(讃美歌)


 

マタイによる福音書11章25節から30節

「わたしの荷は軽いから」 

 イエスさまは言われました。
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイ11:28)
 当時、律法学者やファリサイ派たちは、人々に多くの律法や言い伝えを守るように教えました。それらの律法をすべて守れば、神さまの祝福を約束されます。それなので、人々は、律法を守る努力をしました。ただし、律法の数は、700近くもありました。それに加えて、守らなければならない様々な言い伝えがありました。人々にとって、それらは、重荷でした。しかも、守り切るのは不可能でした。そのために、人々は、打ちひしがれ疲れ切っていました。そこで、イエスさまは人々をご自分のもとに招かれて、「休ませてあげよう」と言われたのです。

 ところで、私たちも、重荷を背負ってきました。
 私たちは、小さい頃から、家族や学校や会社や地域の人たちから、「このように生きるべき」と教えられてきました。「あのように生きて欲しい」と命じられてきました。例えば、「人に迷惑をかけるな」と言われてきました。幸せになるために、苦労してでもいい学校、いい会社に入れと言われてきました。
 更に、大人になったら、社会のルールや常識に順応するように強いられてきました。例えば、結婚して子供を作るように、親は家で介護するほうがいいなとど言われました。そうすることが一人前だと諭されました。
 そうした重荷を背負わされて生きてきました。しかも、多くの場合、必ずしも、思い通りになるとは限りませんでした。そのためにもがき苦しむときがありました。疲れ切ってしまいました。今も重荷を負って、疲れ切っているかもしれません。
 或いは、私たちは、正しく生きたいと思います。ただし、正しく生きることは困難を伴うので重荷でした。しかも、私たちは、罪を犯してしまいます。そのために、罪悪感に囚われて生きてきました。罪悪感を免れるために、様々な宗教や占いやノウハウ本から学びました。しかし、解決しませんでした。確かに、一時的に罪悪感を忘れることはできました。誤魔化すこともできました。けれど、再び同じような罪を犯し、罪悪感に囚われました。神さまと出会った後でも、十戒などの律法という重荷を背負いました。しかも、私たちはその律法を守ることができません。そのため、絶望して、天国を諦めていたかもしれません。
 そこで、イエスさまは、私たちのことも招かれて、「体も魂も、休ませてあげよう」と呼びかけてくださるのです。
 その上で、イエスさまは言われました。
「わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしのくびきを負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」(マタイ11:29~30)
 くびきとは、昔、畑作に使った道具です。通常、二頭立てで、牛や馬の首にかけ鍬や鋤のような道具を繋げます。くびきを付けて畑を歩くと、畑の土が起こされます。ただし、ここでの「くびき」は、人生で負わねばならない重荷のたとえです。イエスさまは、私たちに「私と一緒に軛を負いなさい」と呼びかけてくださいます。そこで、私たちがイエスさまの軛を負うならば、荷物を軽くしていただけるのです。

 それでは、どうすればイエスさまのくびきを負うことができるのでしょうか。信じるだけでいいのです。イエスさまを救い主と信じるならば、十字架に架られたイエスさまは、私たちの荷を負ってくださいます。それなので、私たちの荷は軽くなるのです。更に、イエスさまは死んで復活されました。私たちは、その復活されたイエスさまと同じくびきでつながっています。それなので、終わりの日に私たちも復活させていただけるのです。

 今週も、イエスさまを信じて、人生の荷物を軽くしていただきましょう。また、そのことを、隣人にも伝えましょう。また、私たちも自ら進んで、少しでも隣人の重荷を共に背負いましょう。世の中には、今もなお、人生の重荷を負い、疲れ切っている人がたくさんおられるからです。アーメン。

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