日本古来の帽子、烏帽子のように見えることからこの名がついた。
烏帽子の名は全国各地に多く存在する。数えたら相当の数になるだろう。

日本三大急登のひとつでもある、北アルプス烏帽子岳へのブナ立尾根を登る。
ちなみに、残りの三大急登とは、南アルプスの甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根と
上越谷川岳の西黒尾根である。

又、高瀬ダム横のブナ立尾根登山口は裏銀座縦走コースの起点でもある。
裏銀座縦走コースとはここから烏帽子岳・野口五郎岳・鷲羽岳・双六岳から
西鎌尾根を経て槍ヶ岳へ至る登山道で、中房温泉から燕岳・大天井岳から
北鎌尾根を経て槍ヶ岳へ至る表銀座コースに比べ行程が長く、登山者が少ない。

さすがに三大急登と言われるだけあって「ブナ立尾根」は厳しい道であった。

6時間かかって烏帽子小屋に着き、荷物を置いて烏帽子岳を往復。
頂上部にオベリスク(縦長の柱状の岩)のある特徴的な山だった。

シリーズ 日本200名山
山  名 烏帽子岳
登 頂 日 H18-08-04 1,9491m2,628m
コ ー ス 七倉駐車場⇒高瀬ダム⇒ブナ立尾根⇒烏帽子小屋⇒烏帽子岳
タマガワホトトギス 南沢乗越の崩落地
これから登る烏帽子岳 岩峰めざしクサリの岩壁を登る
烏帽子岳山頂 明日向かう赤牛岳
読売新道の稜線 読売新道の稜線

イワギキョウのお花畑
烏帽子小屋は賑わっていた