「塚本千紗のニャンバラナイト〜!!こんばんは、塚本千紗ですぅ☆
今日はなんとクリスマスイブですぅ!!みなさんはケーキ食べましたですか?
千紗は、お父さんとお母さんと一緒にイチゴが沢山のったケーキを食べましたですぅ!!
とってもおいしくて千紗、とっても幸せですぅ☆後は、サンタさんが来ても大丈夫なように、
靴下を枕もとに置いておけばOKですぅ!!それでは、お休みなさいですぅ〜☆」

「ちがうやろ!!」

「あっ、関西のお姉さん、こんばんはですぅ☆」

「千紗ちぃ、クリスマスはまだまだこれからやで!!ここで寝てしまってもおもろないで!!」

「はぁ………」

「ちゅうことで、レッツゴーや!!」

「にゃあ!!どこに行くんですか〜!!」

「ムフフ♪クリスマスやから、きっと他のみんなはラブラブモード入ってるはずや!!」

「にゃあ〜、そうなんですかぁ?」

「こんなおもろいこと見にいかな損やろ!!」

「覗きはよくないですぅ〜〜〜!!」

「ほら、文句いわんでさっさといくで〜!!最初は、牧やんや!!」

「南お姉さんですか?」

「そうや、きっと牧やんなら大人のムードあふれるクリスマスを過ごしてるはずや!!」

「でも、やっぱりいけないと思いますですぅ……」

「な〜に、千紗ちぃも参考になるはずやって♪ほら、ついたで……って、ここは準備会事務所やないか」

「南お姉さんは、冬コミ前で忙しくて今日も徹夜で仕事だ、って言ってましたですぅ☆」

「しまったーー!!牧やんは仕事があったんか。可愛そうになぁ……これも宿命や……ほな、牧やんはあきらめるか……」

「あれ、関西のお姉さん、今回は素直なんですねぇ?」

「せやかて、牧やんは冬コミを成功させるために頑張っているんや。邪魔したら悪いで」

「関西のお姉さん、立派ですぅ☆」

「それに冬コミがちゃんと開催しなかったら、うちも困るからな〜♪よっしゃ、次は詠美のとこいこか!!」

「えっ、でも、でも……」

「詠美も立派な女子高生や♪クリスマスくらい色恋沙汰の一つや二つあってもええやろ♪」

「でも、詠美お姉様は…………」

「ふみゅ〜〜〜ん!!なんで、なんで、なんで〜!!この詠美ちゃん様が追試なの〜!!」

「ほら、言ったとおりですぅ☆」

「可愛そうになぁ……詠美………」

「詠美お姉様は追試を合格しないと補修で冬コミ参加できないので、今必死に勉強中なんですぅ☆」

「ふみゅ〜〜〜ん。なによ、この問題!!ちゃんと日本語で書いてよね〜〜〜(泣)」

「不憫やなぁ……次、いこか………」

「次は誰のところですかぁ?」

「そうやな、彩Pのところでもいってみよか」

「彩お姉さんは、毎年お母さんとクリスマスを祝っているそうですよ☆親子仲良しでとっても素敵ですぅ♪」

「家族とのクリスマスか……ラブラブな展開はなさそうやけど、見てみよか」

「千紗は家族で過ごすクリスマスは大好きですぅ。あっ、あそこが彩お姉さんのお家ですぅ!!」

「ほう、どれどれ中の様子は………げっ!!」

「どうしましたですか。関西のお姉さん?」

「な、なんや知らんけど、クリスマスにはふさわしくない重い空気が流れとったで………」

「どれどれですぅ…………にゃあ!!」

「どうやった?」

「にゃあ、お二人とも無言で、真っ暗な部屋にロウソクの火だけが揺らめいていてなんだか恐いですぅ!!」

「そうやろ、うちのいったとおりやろ。……あっ、何か話し声が聞こえるで」

「……………おめでとう、彩………」

「……………おめでとう、お母さん………」

「………き〜よ〜し〜…………」

「………こ〜のよ〜る〜………」

「千紗ちぃ、次いこか………」

「はいですぅ…………」

「さて、次はパーッと明るいとこに行きたいなぁ」

「郁美さんも、お兄さんとクリスマスパーティーをやるっていってましたですよ♪」

「うちには、あの兄さんがクリスマスを楽しく祝ってる姿が想像できへんわ」

「じゃあ、玲子お姉さんたちは、いつもの4人組でパーティーをやるっていってましたですよ☆」

「女だらけのパーティーも、なんかおもろないなぁ……うちも昔はようやったし………」

「あさひお姉さんは、番組の収録があるそうですぅ」

「……と、なると残るは一人やな」

「………一人ですね」

「瑞希っちゃんのところや!!きっと今ごろ和樹とラブラブ状態のはずや!!こら、本命やで〜!!」

「と、いうことで和樹お兄さんのお部屋ですぅ☆」

「ムヒヒヒ、どれどれ♪」

「ふははははははははは、さあ描け、描くのだ、マイ同士!!吾輩を賞賛するのだ!!」

「ちょっと大志!!いいかげんにしなさ〜〜〜い!!」

「何をいいかげんにするのかな、マイシスター?明日(25日)は吾輩の誕生日であるぞ。
そのためにマイエターナルフレンドに吾輩の誕生日本を描かせてなにが悪いというのだ!!」

「あんたの誕生日なんて知らないわよ!!今日はクリスマスイブなんだからね!!」

「ふっ、クリスマスなど吾輩の誕生日の前には小さき行事だ!!いや、無に等しい!!」

「なに言ってるのよ!!それじゃあ、大志はクリスマスっていうシチュエーションが無くてもいいの?」

「むぅ……それは少し困るな。吾輩とモモちゃんとの甘いクリスマスという設定は重要だ」

「じゃあ、和樹にこんなことさせるのやめさせなさいよね!!」

「何を言うか。それはそれ、これはこれであろう!!それとも、同士瑞希は同士和樹とそのシチュエーションを楽しみたいのかね?」

「……………バ、バカーーーーーーー!!」

「おおっ!!同士瑞希、釘バットとは卑怯だぞ!!」

「もう知らない、知らない、知らない!!」

「大志も瑞希も俺の部屋で暴れるな〜〜〜!!」

「………和樹も大変やなぁ、千紗ちぃ」

「そうですねぇ、関西のお姉さん」

「ほなら、結局誰もラブラブな夜を過ごしてないみたいやし、うちはそろそろ帰るで」

「気をつけて帰ってくださいですぅ!!」

「ああ、千紗ちぃも気つけて帰るんやで」

「はいです☆ところで関西のお姉さん?」

「なんや?」

「関西のお姉さんは、いつもはどんなクリスマスをすごしているんですか?」

「それは…………乙女の秘密や♪ またな〜、千紗ちぃ!!」

「にゃ〜、行っちゃったですぅ。千紗、少し気になっちゃうですぅ。
でもでも夜も遅いですから、そろそろ千紗はお家に帰りますですぅ☆
それでは明日もにゃんばらナイト〜!!お相手は塚本千紗でした☆」