「塚本千紗のにゃんばらナイト〜!!こんばんは、塚本千紗です☆
夏の一大イベントの夏コミまであと一ヶ月を切りましたですね。
作家の皆さんはちゃんと原稿落とさないように気をつけてくださいですね。
落としちゃったら、変なお兄さんにゲームオーバーを通告されちゃいますから気をつけてくださいですぅ!!
それでは、今日のゲストをお呼びしたいと思いますですぅ!!
今日のゲストは、変なお兄さん、関西のお姉さん、詠美お姉さんの三人ですぅ!!」

「パンパカパーン、詠美ちゃん様登場〜〜〜!!……ってなんでパンダまでいるのよ!!」

「そら、うちもゲストやもん」

「むっきー、ゲストはこの詠美ちゃん様一人で十分なんだから、パンダは神戸へ帰りなさいよ!!」

「けど、うちとしては追試で忙しい詠美のためを思ってきてんねんで」

「ふみゅ〜ん、ゲストと追試は関係ないでしょう!!」

「ところで塚本女史、今日のお題はなんなのだね?」

「はい、今日はですね、リスナーの方からお手紙が届いてますから、みなさんにアドバイスをお願いしたいですよ」

「ほう、そらおもしろそうやな」

「大船にのったつもりで、この詠美ちゃん様にまかせてよね!!」

「ドロ船の間違いちゃうんか?」

「ふみゅん!!」

「ところで、その手紙の内容はなんなのだね、マイシスター?」

「今、読みますですね。え〜と、ラジオネーム『DMaster J』さんからのお手紙です。

初めまして! 毎週楽しく聞かせてもらってます。

今回、千紗ちゃんに『悩み相談』してもらいたくて手紙を出させてもらいました。
それは…最近……

『毎日見る夢がだんだんヤバくなってきているんです』

ここ1週間のリストです。

日曜日:『七瀬』とクトゥルフの話で盛り上がる
月曜日:『メイフェア=ピクチャー』の奴隷となっている
火曜日:『こみパに自衛隊突入』 銃殺される。
水曜日:『エディフェル』と酒を飲み交わしてるうちに何故か『腕相撲』
木曜日:『柳川さん』と夜を跳躍……
金曜日:『塚本印刷』に原稿を頼もうとしたら 黒塗りのベンツとサングラス男が数
人 T−T
土曜日:『雫』の瑠璃子さんに夕方の屋上で <<血を吸われる>>

ああ、将来が不安です。 友人に相談したくても『…ヾ( −−)ノ』 と無視され
ちゃってます。
一体何が原因でしょうか…欲求不満でしょうか……心配で心配で
今日も眠れないので 一人寂しく原稿用紙にGペンを走らせます T−T

千紗ちゃん。ゲストの皆さん。  どうか将来へのアドバイスをお願いします。

と、いう内容のお手紙です☆」

「うむ、それで塚本女史はどう思うのかね?」

「え〜と、塚本印刷をごひいきにしてくれて、どうもありがとうございますですぅ☆」

「なんでそうなるねん!!」

「だって、木曜日のところに『塚本印刷』ってありますですよ?」

「それは夢の話しで、実際頼んでるわけではないやろ。それにどうも夢でも原稿を頼むの失敗してるみたいやしな」

「にゃ〜、本当ですぅ。千紗、また失敗しちゃったですね………」

「ふふん♪夢のことなら、この詠美ちゃん様にまかせてちょうだい!!」

「なんや、えらい自信ありそうやないか?」

「当ったり前じゃない。詠美ちゃん様の博識の頭脳があれば不可能はないのよ!!」

「にゃ〜、お姉さんすごいですぅ!!」

「ほう、赤点小娘の頭脳がどんなもんかはしらへんけど、それでこの夢はどうみるんや?」

「なんかむかつくけど、まあいいわ。え〜とねぇ……この夢リストを見ると『奴隷』とか『銃殺』とかいろいろ不吉なことが多いじゃない」

「うわぁ、本当ですぅ!!」

「そして、そういう悪い夢を見たってのは、現実には良いことがある前触れって本に書いてあったんだから!!」

「それで、たとえばどんな良いことがあるんや?」

「そうね………そうだ!!特別にDMaster Jさんをこの詠美ちゃん様のサークルの傘下に入れてあげる♪」

「それ良いことっていうか悪いことやないか?」

「なんでよ!!このこみパの女王、詠美ちゃん様と一緒のスペースなのよ。これ以上の名誉なことないんだから!!」

「ただ詠美のわがままに、付き合わされるだけとちゃうんか?」

「ふみゅ〜ん、さっきからこの詠美ちゃん様の言うことに口出しばっかりして!!それじゃあ、パンダはこの夢をどう判断するのよ!!」

「そうやな……そもそも夢ちゅうんは、寝る前に強く思っていることが影響されやすいんや」

「強く思っていることですか?」

「そや、たとえば夏コミ前日、夏コミのことばかり考えていると、夢にも夏コミが出て来たりするように、楽しみ・希望・不安・心配事なんかが夢に出るんや」

「じゃあ、このお兄さんはどんな状況なんですか?」

「うちが見るかぎり、こみパと塚本印刷の部分で締めきりに対する不安、腕相撲でその仕事に対する責任、そして瑠璃子さんに血を吸われるのが反省やな」

「反省の部分が千紗にはよくわからないですよ」

「なんちゅうか、そのキャラ対する負い目ちゅうか、キャラは好きだけど、過去にそのキャラに対して何か悪いことしたんとちゃうか?」

「にゃ〜、やっぱり難しいですぅ………」

「それでパンダ!!どうすればこの症状は解決するっていうのよ!!」

「今持ってる原稿を完成させれば、とりあえず元に戻るんちゃうかな」

「そんな短絡的に答えなんて、所詮はパンダよね〜」

「なんやて、シンプルイズベストちゅう言葉もあるやろ!!」

「ところで、変なお兄さんはどうしたらいいと思いますですか?」

「ふははははははは、よくぞ聞いてくれた!!この症状を解決する方法はただ一つ!!」

「にゃ、それは何ですか?」

「それは『腹白い姉妹』の改造人間手術を受けることだ!!」

「しゅ、手術ですかぁ?」

「その通り!!そうすれば自由自在に、萌え萌えな夢を見ることが出きるであろう!!」

「わぁ、それはすごいですぅ☆」

「ねーねー、どうしたら手術受けられるの?」

「なんや詠美、あんた手術受けたいんか?」

「えーーー、だってなんかおもしろそうじゃないの」

「うむ、それならばサークル『腹白い姉妹』の新刊を買えば、もれなく改造してやるぞ」

「なによ、この詠美ちゃん様にわざわざ本を買いにいけっていうの!!」

「当然だろう」

「ふみゅ、しょうがないわね。仕方ないから買ってあげるわよ!!」

「DMaster Jのお兄さんも改造すればバッチリですね☆」

「ところで、その『腹白い姉妹』ちゅうサークルはどこにあるんや?」

「それは、自分で探したまえ」

「なによ、教えてくれないわけ!!」

「一応、秘密組織もかねているのでな、仕方ないのだよ、マイシスター!!」

「秘密組織を兼ねていたら仕方ないですぅ…DMaster Jのお兄さん頑張って探してくださいですぅ!!」

「それではそろそろ吾輩達は帰るとするか」

「そうやな、DMaster Jはんもいい夢みいや」

「ついでに、詠美ちゃん様の本も買いにきなさいよね。これめーれーだから!!」

「詠美、何バカなこというてんねん!!」

「ふみゅ〜〜〜ん」

「ゲストの皆さん、お疲れ様でした。DMaster Jのお兄さんも楽しい夢が見れるといいですね☆
にゃんばらナイトではこの他にも、皆さんからのお葉書を随時募集してますです!!
あて先はこの『塚本千紗のにゃんばらナイト日曜の雑談係り』までお願いします!!
それでは明日もにゃんばらナイト〜〜〜!!お相手は塚本千紗でした☆」