「塚本千紗のにゃんばらナイト〜!!みなさんこんばんは、塚本千紗です☆
今日は全国で衆議院選挙がありましたけど、20歳以上のお兄さん、お姉さんはちゃんと投票してきましたか?
千紗もおっきくなったらちゃんと投票するから皆さんもちゃんと投票しましょうです☆
ところで和樹お兄さんと変なお兄さんはちゃんと投票しましたですか?」
「ふっ!!吾輩は日本各地の即売会巡りでそのような暇はないのだ!!」
「っていうか千紗ちゃん、俺達まだ未成年なんだけど…」
「にゃ〜、そうでした!!お兄さんたちは設定上まだ大学1年生(19歳)なんでした!!」
「しか〜も、吾輩達はもはやこれ以上年をとることはないのだ!!」
「の○太やカツ○と一緒で永遠の少年ってことなんだよ、千紗ちゃん」
「不老不死は人類の夢の一つだからな!!吾輩はその極地に達したということだ!!」
「にゃ〜、不老不死とは千紗驚きましたですよ。でもそれだと選挙に行けないですね〜」
「案ずるな、世界は吾輩が支配する!!そうすれば皆幸せなオタクライフをおくり選挙など無用の長物!!」
「んな無茶苦茶な…」
「頑張ってください、変なお兄さん☆ではこのへんでそろそろゲストを呼びたいと思います☆」
「あれ、ゲストって俺達じゃないの?」
「ちがいますですぅ!!お兄さんたちは前座ですぅ!!」
「そ、そんな…って大志はどこに行ったんだ?」
「変なお兄さんならもう帰りましたですよ。なんでも即売会に並ばないと行けないみたいですぅ」
「しょーがない…それじゃあ俺も帰るさ……じゃあね、千紗ちゃん……シクシク……」
「お兄さんさよならです!!そしてゲストの皆さんどうぞですぅ!!」
「どうも〜、みんなの由宇ちゃんやで〜☆」
「こら、パンダ!!何気持ち悪いネコなで声出してるのよ!!」
「にゃはははは、千紗ちゃん元気だったかな〜♪」
「関西のお姉さん、詠美お姉さん、玲子お姉さん、こんばんはですぅ☆」
「まあ、今日のゲストのコンセプトは同人作家陣っちゅうことやね」
「でも彩Pがいないわよ、パンダ」
「彩ちゃんは今日はバイトでこれないんだって〜。残念だよね〜」
「ところでお姉さんたちは夏コミのサークル参加は無事に受かりましたですか?」
「当ったり前でしょう。この詠美ちゃん様が落ちるわけないじゃないのよ!!」
「うちもちゃんと受かったで〜☆」
「私も〜!!」
「にゃあ♪みなさん、受かったんですね。それはとっても良かったですぅ☆」
「夏コミまであと約一ヶ月半!!これから締めきりとの闘いが始まるんや!!」
「そーそー、今はまだ余裕出してるけどもうすぐ修羅場になる人沢山いそうだよね〜」
「詠美ちゃん様はそんな無様な修羅場モードにはならないわよ♪」
「そのかわり詠美のバカは赤点補習があるけどな♪」
「むきっーーー!!こらパンダ!!この詠美ちゃん様がそうそう同じ失敗するわけないでしょう!!」
「ほな何か、ちゃんと勉強してるんか?授業中に原稿書いたりしてへんやろな?」
「べ、勉強はしてないけどなんとかなるわよ!!詠美ちゃん様は天才なんだから!!」
「こらダメや」
「ふみゅ〜ん………」
「ねーねー、ところで千紗ちゃんは同人誌を描いたりしないの?」
「にゃ?」
「そうやな、大体本屋の子供や印刷屋の子供は同人活動やってるものやしな」
「にゃ〜、千紗は同人誌描く時間がないですよ〜」
「なんで?授業中に描けばいいじゃない」
「こら、詠美と一緒にするんやない。千紗ちぃはちゃんと授業を受けとるんやからな」
「ふみゅ〜〜〜ん」
「じゃあ、学校から帰ってから描けばいいんじゃないの?」
「でもでも千紗はお家に帰ったらお父さんとお母さんのお手伝いをしなきゃいけないですよ」
「そっかー、千紗ちゃんは親孝行だからね〜」
「にゃあ!!お手伝いをするのは当たり前のことですよ」
「やっぱり千紗ちぃは良い子やな〜♪せやけどそれだとやっぱり原稿描く暇はないな〜」
「そうだね〜、でも千紗ちゃんって絵が描けたっけ?」
「根本的なことを忘れるところやったな」
「それじゃあ、じゃりん子!!ためしに何か描いてみなさいよ!!」
「にゃ〜〜〜、千紗、絵は描けないですぅ…」
「まあまあ、そんな上手い下手関係無しに好きに描けばいいのよ」
「そうや!!絵は上手い下手じゃなくて愛なんやから!!」
「にゃ〜、それじゃあ少し待っててくださいですぅ」
・・・・・作画中・・・・・・
「できましたぁ!!」
「どれどれちょっと見せてみなさい・・・・・・こ、これは!!」
「どうしたんや、詠美。動きが固まってるで、どれどれ・・・・・・・うっ!!」
「私にも見せて〜〜〜♪・・・・・・・・・・え〜!!」
「にゃ〜〜〜、やっぱり下手でしたかぁ………」
(なによ、なによ、ちょおうまいじゃない!!)…詠美、心の声
(こんなに上手いなんて、千紗ちぃは完璧超人か!!)…由宇、心の声
(あ〜ん、千紗ちゃんにガッシュ様描いてほし〜♪)…玲子、心の声
「みごとね、塚本さん」
「にゃ!?」
「だれや!!」
「お久しぶりね、由宇さん」
「へ、編集長…」
「どう、塚本さん。イラストレーターとして仕事をしてみない?」
「なに〜いきなりプロデビューなの〜、ちょおなまいき〜!!」
「ごめんなさいです、千紗はプロにはなれません。千紗は日本一の印刷屋さんが夢なんですぅ!!」
「しかも断ってるし〜!!」
「こうしてまた一つ幻のサークルが誕生したのだった!!」
「まだサークルにすらなってへん!!………って大志、何であんたがここにおんねん!!」
「それはもちろんこの塚本女史のスケブを手にいれるために決まっているであろう!!」
「なによ、なによ!!スケブならこの詠美ちゃん様に頼みなさいよね〜!!」
「ねーねー私が描いてあげよっか〜♪」
「ええい!!吾輩は塚本女史に頼んでいるのだ!!邪魔をするな!!」
「なによ、そのいいかた〜、ちょおちょおちょおなまいき〜!!」
「それでは塚本女史、これにピーチを描いてくれたまえ」
「こら〜、この詠美ちゃん様を無視しないでよ〜〜〜!!」
「で、でも変なお兄さん、まだ番組途中ですから………」
「それならここで番組を終了すれば問題はなにぞ。さあ、早くするのだ!!」
「でもでも………」
「さあさあ、迷うことはないぞ!!」
「しかたないですぅ…それでは明日もにゃんばらナイト〜〜〜!!お相手は塚本千紗でした☆
……ってこんなことでいいんでしょうか?」
「ダメでしょう!!」(由宇&詠美&玲子&編集長)
「にゃ〜〜〜〜、面目ないですぅ…………」
☆おしまい☆