「塚本千紗のにゃんばらナイト〜!!こんばんは、塚本千紗です☆
最近はすっかり暑くなってもう夏みたいですね。
みなさんは暑いからといってダラダラしてませんですか?
そういうときはおいしいものを食べて体力をつけるのが一番ですぅ☆
ですから今日はゲストのみなさんに『精力料理(オタク編)』を作ってきてもらいましたです!!
そして料理の試食してくれる生贄………じゃなくて審査員は和樹お兄さんですぅ!!」
「いやだ〜〜〜!!家に帰してくれ〜〜〜〜!!!!」
「まあまあ和樹そんなにさわぐなや♪うちらが信用できへんのか?」
「そうよ、いつも和樹にはご飯作りにいってあげてるじゃない」
「…………やっぱり、私じゃダメですか………」
「お兄さん迷惑だったですか?」
「いや別に瑞希や彩ちゃん、千紗ちゃんは信用してるけど由宇はなぁ……」
「なんや!!あんたもうちの料理の腕前は知ってるやろ!」
「確かに由宇の料理は美味いけど、今回は何かたくらんですだろ………」
「それは食べてのお楽しみや♪」
「やっぱり帰してくれ〜〜〜〜!!!!」
「お兄さん、わがままいっちゃダメですよ☆それでは早速一番手の彩お姉さんお願いしますですぅ!!」
「………どうぞ……………」
「これはカツ丼ですね☆」
「うん、おいしそうだなぁ♪でも彩ちゃんなんでこれがオタク料理なの?」
「……食べると、味王様みたいに………巨大になれます………」
「にゃあ!!それじゃあこれはミス○ー味ッ子さんのカツ丼ですかぁ!!」
「……遠慮しないで……食べてください……」
「それじゃあいただきます♪」
パクッ、モグモグ…
「…どう…ですか?」
「うぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「………おいしくなかった…ですか?」
「あ、彩ちゃん、これ何が入ってるの?」
「……巨大化するために……いろいろ怪しげな物をいれたんですけど……失敗みたいですね……」
「そうですね、残念ですけど和樹お兄さんは巨大化しなかったですね。千紗、巨大化するところ見たかったですぅ」
「あのお二人さん…巨大化する前に味について考えた方がいいと思うんだけど……」
「……次は成功してみせます……期待していてください………」
「だ、だからまず味を………」
「時間がないから次々いきますですよ!!次は瑞希お姉さんですぅ☆」
「料理漫画といったらやっぱり『美味し○ぼ』よ!!だから私の料理はこれよ!!」
「………おい、瑞希、何だこれは?」
「見てわからないの?どう見てもこれは豆腐と水じゃないの!!」
「そういうことじゃなくてなんで豆腐と水なんだって聞いているんだ!!」
「だって美味しん○の第一話って豆腐と水じゃないの。それくらい私だって知っているんだから♪」
「理由になってないぞ…瑞希…」
「ちなみに時間がなかったから豆腐はスーパーの豆腐で、水は水道水だけで〜〜〜す♪」
「もう料理とは言えないぞ………」
「にゃ?お豆腐ってスーパーのお豆腐以外にあるんですかぁ?」
「千紗ちゃん、豆腐には普通の豆腐のほかに100万個に1個しかできない幻の豆腐が洞窟の奥にねむっているのよ」
「こらこら千紗ちゃんに嘘を教えないように………それにしても今日の瑞希は性格変わってるぞ………」
「にゃ〜〜〜、お豆腐にもすごいお豆腐があるんですねぇ。それでは次に関西のお姉さんお願いしますですぅ☆」
「ようやくうちの出番やな!!」
「とうとう一番恐れていた由宇の登場か………」
「なんか言ったか、和樹?」
「いえ、別に………(泣)」
「それじゃあ、うちの料理は………これや!!」
「なんですか、これ?」
「なんだかひどく不気味な物体だぞ………」
「これぞ食べたものに永遠のエネルギーを与える『S2機関』や!!」
「『S2機関』が人間の食べ物か〜〜〜〜!!!!」
「まあまあ、そう遠慮せずに男なら一気に食べとき♪」
「うぐっ!!こら、由宇………むりやり……詰めこむ………な………」
ゴクッ・・・・・・・・・・・・・・
「にゃ〜、和樹お兄さんの動きが止まりましたですぅ☆」
「さすがに『S2機関』はちょっとまずかったかなぁ?」
ピクッ!!
「あっ、動きましたですぅ!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」
「にゃ〜〜〜、和樹お兄さんどうしちゃったですかぁ!!」
「あかん!!和樹の奴、暴走してしまったみたいや!!千紗ちぃ、逃げるで!!」
「にゃ〜〜〜、和樹お兄さ〜〜〜ん!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」
「千紗ちぃ、残念やけど後はネ○フにすべてまかせるんや!!あんたは例の言葉を使うんや!!」
「わかりましたです、関西のお姉さん!!千紗は千紗のやることを成し遂げますです。ではいきますですよ!!
『それでは明日もにゃんばらナイト〜〜〜!!!!お相手は塚本千紗でした☆』」
「よし、よくやったで千紗ちぃ!!それじゃあ皆さん、無事生き延びれらまた来週や〜〜〜♪」