放送前の注意……今日のあさひちゃんは声優台本有りバージョンなのでご了承くださいです。
「fei…awe…ruwl…nabuc…」
「あれ、千紗ちゃん何やってるの?」
「あっ、今日のゲストのあさひお姉さんこんにちはですぅ☆実は千紗、魔法の練習をしてますですよ」
「魔法の練習?」
「はいです。この間、スフィーのお姉さんに教えてもらったですよ☆」
「千紗ちゃんって魔法が使えるの?」
「にゃ〜、千紗、さっきから一生懸命練習してますけど一回もうまくいかないんですぅ……」
「ところで千紗ちゃんってグエンディーナの人間なの!?」
「ち、ちがいますですよ!!千紗はちゃんとしたこっちの人間ですぅ!!」
「でもそれだと魔法は使えないんじゃないの?」
「はい…スフィーお姉さんもそういってましたけど、千紗は魔法でもっともっとお父さんとお母さんを楽させてあげたいですよ」
「でもやっぱり頑張ってもグエンディーナの人間じゃないと魔法は使えないと思うよ」
「でもでも千紗は一部では『魔法少女つかち〜』って呼ばれてますですよ!!」
「それって『こみパカタログ』の着せ替えの話しだと思うんだけど…」
「だから千紗はきっと魔法が使えるはずですよ!!」
「ふぅ〜、しょうがないわね。そこまで熱意があるなら特別に私が一肌脱いであげる!!」
「えっ、あさひお姉さんがですか?」
「そうよ!!実はいままで秘密にしていたけど私は『アイドル声優魔法少女CMピーチ』だったの!!」
「にゃああああああああああ!!!!!!あさひお姉さんがピーチお姉さんだったですか〜〜〜〜!!!!」
「うう…ありがとう、千紗ちゃん………」
「にゃ!?どうして急にお礼を言うですか?千紗はなにもしてないですよ?」
「だってだって私が正体をばらして驚いてくれたの千紗ちゃんが初めてなんだもの」
「他のみなさんは驚かなかったんですか?」
「そうなのよ。みんな『あさひちゃんが傷つくと悪いから気づかないふりをしてた』っていうのよ…」
「にゃ〜、それはお気の毒さまですぅ」
「でも千紗ちゃんのおかげで元気がでたわ☆私、もうちょっと頑張ってみる!!」
「にゃ〜、あさひお姉さんが元気になって千紗も嬉しいですぅ☆」
「ところで今、何の話しの途中だったっけ?」
「え〜とえ〜と、確かあさひお姉さんが千紗に魔法を教えてくれるというところですぅ☆」
「そうそう、そうだったわね」
「ところであさひお姉さん。あさひお姉さんの魔法とスフィーお姉さんの魔法って違うんですか?」
「もちろん!!スフィーさんの魔法はグエンディーナの人間にしか使えないけど、私の魔法は普通の人間にも使えるだから♪」
「それはすごいですぅ☆早く教えてほしいですぅ!!」
「それじゃあ早速教えてあげる♪最初にこの文章を感情をこめて読んでみて」
「はいです☆それは呪文かなにかですか?」
「そんなようなものね♪」
「それじゃあ千紗、頑張って読みますですぅ☆え〜と『お兄さん……千紗は、千紗は…お兄さんのこと、とってもとっても大好きですぅ☆』」
「千紗ちゃん、うまいうまい♪」
「えへへ、ありがとうですぅ☆でもこれはなんの呪文ですか?」
「それはね、物質を溶かす呪文よ」
「溶かす呪文ですかぁ?」
「そうよ。ほら見てみて。あそこで千紗ちゃんのファンが融解してるでしょう♪」
「にゃああ!!本当ですぅ!!でもあさひお姉さん、この呪文って危険じゃないんですか?」
「大丈夫、人体に害はないわ。それどころか人を幸せにするよの☆」
「そうですか、それは安心ですぅ☆でもこの呪文ってお家のお手伝いに役に立つんですか?」
「え、え〜とそれはね………」
「あさひお姉さん、千紗にもっと呪文を教えてくださいですぅ!!」
「ほ、他の呪文?そ、そうね〜… (困ったな…今のが最大の呪文なんて言えないし…)」
「どうかしましたですか、あさひお姉さん?」
「えっ、べ、別に……あの、その実は残念だかど魔法の決まりでこれ以上人に教えられないのよ〜」
「にゃ〜、本当ですかぁ?」
「だからあきらめてね、千紗ちゃん」
「にゃ〜、決まりならしょうがないですぅ…決まりごとはちゃんと守らないといけませんですからね」
「そうそう、ちゃんと決まりを守らなきゃね♪千紗ちゃんはやっぱり良い子ね♪」
「えへへ、照れちゃいます。でも千紗は当たり前のことをしているだけですぅ☆」
「それじゃあ、千紗ちゃん、私そろそろお仕事の時間だからっもう帰るわね」
「お仕事頑張ってくださいですね、あさひお姉さん☆」
「それじゃあ、またね〜♪」
「さて、あさひお姉さんも帰っちゃったことですし、そろそろ千紗もお家のお手伝いをしないといけないですよ。
魔法は結局使えませんでしたけどそのぶん千紗は沢山沢山頑張ってお手伝いしますですよ。
それでは明日もにゃんばらナイト〜〜〜〜!!お相手は塚本千紗でした☆」