「塚本千紗のにゃんばらナイト〜〜〜!!
ということで改めましてこんにちは、司会の塚本千紗です☆
最近すっかり秋めいてきましたけど、まだ寒暖の差が激しいですね。
皆さん風邪などひかないように気をつけてくださいですぅ☆
それでは今日のゲストをお呼びしたいと思います。今日のゲストは彩お姉さんですぅ!!」
「……………」
「彩お姉さん、今日はよろしくお願いしますです☆」
コクッ…
「今日は冒頭でもお話した、風邪についてです。いろんな民間療法を実際ためしてみたいと思います☆」
コクッ…
「それでは病人役のお兄さんお願いしますです!!」
ガラガラ………
「お兄さん、こんにちはです☆」
「千紗ちゃん!いきなりベッドにしばりつけたりして今日はいったい…」
「えへへ☆お兄さんは今日は患者さんの役ですよ☆」
「か、患者って………」
「え〜と最初は熱が出たとき梅干をひたいの上にのせるといいらしいですよ。それじゃあ早速…」
ペタペタペタペタ…
「う〜ん、どのくらいのせればいいんでしょうか?彩お姉さんもっとですか?」
コクッ…
「ハイです☆じゃあもっと…」
ペタペタペタペタ…
「ふ〜、とりあえず顔全部にのせましたですから多分大丈夫です☆」
「ち、千紗ちゃん、なんか気持ち悪いんだけど…」
「じゃあ次はノドが痛いときノドに長ねぎをまくといいらしいですよ。
それじゃあ今度は彩お姉さんがお兄さんに試してみてくださいですぅ☆」
「……………」
キュッ!!
「うっ!!」
キュウ〜〜〜〜!!
「あ、彩ちゃん…い、息が……………」
キュキュキュウ〜〜〜〜〜!!
「も、もう………」
ガクッ!!
「あれ?お兄さん急に静かになりましたですね。ねぎ効果で眠っちゃったんでしょうか?さすが彩お姉さんお上手ですね☆」
コクッ…
「でもお兄さんが寝ちゃったら次のたまご酒はどうすれば…彩お姉さん飲みますですか?」
コクッ…
コクコク………
「どうですか?おいしいですか?」
コクッ…
「えっ?おかわりですか?」
コクッ…
「はいどうぞです☆え…千紗も飲むんですか?」
コクッ…
「じゃあ少しだけ…」
チビッ………パタン!
「クゥクゥスヤスヤ………」
「………………」
ゆさゆさ…
「う〜〜〜ん…ムニャムニャ………」
「………おわり…です」