「塚本千紗のにゃんばらナイト〜!!今日もよろしくの塚本千紗です☆
今日でGWもおしまいですね。みなさんは沢山遊びましたですか?
千紗はお父さんとお母さんに遊園地に連れていってもらったですよ♪
とってもと〜っても楽しかったですぅ!!メリーゴーランドも面白かったですし、観覧車もとってもすごかったですよ☆
また遊びに行きたいですぅ☆今度はお兄さんも一緒に行けるといいですね。
千紗のGWはこんな感じでしたけど他のお姉さんやお兄さんは何をしてたんでしょうね?
なので今日は皆さんのGWの過ごし方を調べたいと思いますですぅ!!
それでは最初は和樹お兄さんにお聞きしますですぅ。携帯に電話をしちゃいますですぅ!!」

ピポポポポ……プルルルルル……ガチャ!!

「もしもしお兄さんですか?千紗ですけどちょっとお兄さんに聞きたいことがありますです」

「な、なにかな……ハアハア……ち、千紗ちゃん……ゼーゼー……」

「お兄さんどうしましたですか?なんだか息があらいですよ?」

「じ、実は……ゼーハー……急に……」

「こら〜、和樹!!のん気にお喋りしてないでちゃんとボール返しなさいよね!!」

「あれ?その声は瑞希お姉さんですね。瑞希お姉さんも一緒なんですか?」

「そ、そうなんだ……実は瑞希のやつが『GWなんだから部屋で漫画ばかり書いてないで外にもちゃんと出て身体を動かしなさい!』っていって俺をテニス場に…」

「にゃ〜、瑞希お姉さんらしいですぅ☆」

「け、けど瑞希のヤツ、なんだか熱中して……と、いうかすでに遊びじゃなくて特訓モードに……」

「ほら、和樹!!休んでないで次々行くわよ〜!!」

「げっ!!瑞希、まだやるのか〜!!」

「当たり前でしょう!!ほらっ、いくわよ!!」

「もうかんべんしてくれ〜〜〜」

「にゃ〜、お兄さんもいろいろ大変ですぅ。じゃあ次は変なお兄さんに電話しますですぅ」

ピポポポポ……プルルルルル……ガチャ!!

「もしもし、塚本千紗です☆」

「おお、マイ同士よ。今日は何のようだね?」

「あの実は変なお兄さんに聞きたいことがありますですけど、GWは何をしてますですか?」

「ふっ、愚問だな。GWこそ野望と欲望のイベント『即売会』が日本各地で大量に開催されるとき!!
なので吾輩はそれらの即売会めぐりに決まっているであろう!!」

「にゃ〜、そうなんですかぁ。変なお兄さん、すごいですね。千紗もいろいろなところに行ってみたいですよ」

「ふはははははははははは、これも我が野望を実現するための努力をいうものだな!!」

「こらこら、大志君。会場であまり大声を出すと他の人の迷惑ですよ」

「あれ?南お姉さんもそこにいるんですか?」

「うむ、牧村女史はいろいろな即売会の助っ人のスタッフとしてあちこちからお声がかかっているのでな」

「会場内は走らないでくださ〜い!!だから走らないでくださ〜い!!走らないで………きゃ〜〜〜〜!!」

「今、牧村女史が流されていったぞ」

「南お姉さん、GWもお仕事なんてすごいですぅ。千紗も一生懸命お家のお手伝いをしないとだめですね!!」

「『♪♪♪♪♪♪♪♪♪』」

「あれ?なんだか聞いたことのある曲が流れてますですぅ」

「ほう、塚本女史もこの曲がわかるか!!これこそ我が女神『桜井あさひちゃん』の歌声よ!!」

「にゃ〜、あさひお姉さんもそちらにいますですか?」

「それは当然というもの。即売会には声優トークショーなどもあるのでな。あさひちゃんがゲストで来る即売会は全てチェック済みなのだ!!」

「そ、そうだったんですか!!」

「それでは吾輩はあと184のサークルを回らねばならぬのでそろそろ電話を切るぞ」

「はいです。変なお兄さんありがとうございました。次は関西のお姉さんに電話をしてみますです」

ピポポポポ……プルルルルル……ガチャ!!

「毎度おおきに猪ノ坊旅館です♪」

「あっ、関西のお姉さんですか?こんにちは塚本千紗です」

「なんや、千紗ちぃか。今日はなんの用や?」

「実はですね、関西のお姉さんがGWをどうやって過ごしているか教えてほしいですよ」

「GWの過ごし方か?それはうちは旅館やからいまの時期は店の手伝いや」

「そういえば関西のお姉さんの実家は旅館でしたね☆」

「そうや、それに今のうちに手伝ってアルバイト代もらわんとこみパへの旅費もままならんしな〜」

「にゃ〜、関西のお姉さんもいろいろ大変ですね。それではどうもありがとうございましたですぅ☆
それでは次は詠美お姉さんに電話しますですぅ」

ピポポポポ……プルルルルル……ガチャ!!

「なに?この詠美ちゃんさまに何か用!!用があるなら早くいいなさいよね!!」

「にゃあ、詠美お姉さんご機嫌ななめですか?」

「ご機嫌ななめもちょおななめよ!!なんでこの私がGWにこんなに沢山宿題出されないとだめなのよ〜!!」

「にゃあ〜〜〜」

「担任もいくら私が毎回補習だからってこんなことしなくたって……きっと政府の陰謀よ!!詠美ちゃんさまの新刊を落とそうとしてるのね〜!!」

「え、えと……それでは詠美お姉さん頑張ってくださいですぅ」

「ふみゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」

「にゃあ、詠美お姉さん、GW中もお勉強なんて真面目ですね。頑張って欲しいですぅ。
それでは次は……えっ?もう番組終了の時間ですか?でもでもまだ玲子お姉さんとか彩お姉さんに電話してないですよ?」

「それなら心配いらんぞ」

「にゃ!!立川(兄)のお兄さん!!」

「あいつらならこのGW中もゲーセンと文具店でバイトしていたからな」

「そうなんですか。ところで立川(兄)のお兄さんはなにをしてGW中を過ごしましたですか?」

「俺は郁美の看病をしなければならないからな」

「にゃ〜、郁美さんのご病気は大丈夫ですか?」

「それは心配いらぬ。順調に回復している」

「それは良かったですぅ。千紗も嬉しいですぅ、早く元気になるといいですね」

「そうだな。それでは俺はそろそろ帰らねばならぬ」

「郁美さんによろしくですぅ。これで全員の過ごし方も分かりましたですからそろそろお別れです。
本当はこれを見てくださってるお兄さん・お姉さんがどう過ごしたかも千紗、お電話して聞きたかったけど残念ながら時間ですぅ…
それでは明日もにゃんばらナイト〜〜〜!!お相手は塚本千紗でした☆」