「塚本千紗のにゃんばらナイト〜!!こんばんは、塚本千紗です☆
今日の放送は屋外から放送してますですぅ。なぜかというと今日はお花見ですぅ!!
千紗、お花見なんて初めでですぅ。お父さんもお母さんも忙しいですから。
それでは早速今日のゲストを交えて、お花見をしたいと思いますです。
たしか、この辺に変なお兄さんが場所をとっているはずですけど………」

「おお、小市民千紗よ、こっちだこっち!!」

「にゃあ!!変なお兄さん、そこにいましたですか。こんにちはですぅ☆」

「うむ、この日のために吾輩がバッチリベストポジションをキープしておいたぞ」

「どうもありがとうございますですぅ、変なお兄さん☆」

「なあに、場所とりなぞ吾輩にかかれば赤子の手をひねるよりたやすいこと!!
ただ、同士和樹を二日ほど木にしばりつけていればよかったのでな!!」

「にゃあぁぁ!!よく見たら、和樹お兄さんが木に縛り付けられてますですぅ!!」

「た、大志………お前………」

ガクッ!!

「にゃあああああああ!!お兄さ〜ん、しっかりしてくださいですぅ!!」

「どうやら、さすがの同士も多少の疲れが出たようだな。ここは大人しく休ませやろうではないか」

「でも大丈夫ですかぁ…」

「それは吾輩が保証しよう。あやつはこの程度のことでは死にはせん!!」

「千紗ちゃん、お弁当持ってきましたよ♪」

「あ、南お姉さんです」

「ちなみに吾輩が南女史に弁当を頼んでおいたのだ、同士瑞希の弁当との選択で多少迷ったがな」

「さあさあ、みなさん早くお花見をはじめましょう♪」

「南お姉さん、とっても楽しそうですね☆」

「ええ、私もお花見はひさしぶりですから、とっても今日を楽しみにしてたんですよ」

「ほほう、おいしそうな弁当ですな。では早速いただくとしよう」

「いただきま〜すですぅ☆」

「どうぞ、どうぞ、沢山ありますからどんどん食べてくださいね♪」

「にゃあぁぁぁぁ!!この卵焼き、とってもおいしいですぅ!!」

「このカニさんウィンナーも絶妙なバランスで作られてますな。タコさんじゃないところにこだわりを感じるぞ」

「それにしても綺麗な桜ですねぇ♪」

「はいです☆とってもとっても綺麗ですぅ☆」

「こうやってのんびりした花見もいいものですなぁ、南女史」

「そうですね、こうやってのんびりするのも久しぶりですね」

「南お姉さんは休みの日もお仕事をしたりして頑張りやさんですからね☆」

「でも千紗ちゃんもお家のお手伝いをしてるじゃないですか。千紗ちゃんも頑張りやさんですね」

「にゃあ〜、千紗は当たり前のことをしているだけですよぉ」

「あら、じゃあ私もそうですよ♪」

「やはりこの二人の会話ではツッコミが難しいか……おや、あそこにいるのは?」

「どうかしましたですか、変なお兄さん?」

「あそこに見なれた人影がみえるのだが」

「あらあら、由宇ちゃんじゃないですか、お〜い、由宇ちゃ〜ん♪」

「あっ!!牧やんやあらへんか、こんなところであるとは奇遇やなぁ」

「ええ、私は『にゃんばら』の収録でお花見にきていたの。由宇ちゃんもお花見?」

「まあ、そんなところや。詠美のやつときたんやけど、詠美は酔って寝てしもたから、ちょっとうちだけそこらへん散歩してたんや」

「あら、詠美ちゃんは高校生ですよ。お酒なんて飲ませちゃだめでしょう」

「ま、まあまあ…うちが飲ませたんやないで。詠美が『パンダとお花見なんてお酒でも飲まなきゃやってられないわよ』ちゅうてなぁ…」

「あらあら、詠美ちゃんも困った子ねぇ」

「関西のお姉さんも一緒にお花見しませんですかぁ?」

「う〜ん、せっかくやけど、詠美をあのままにしておくのも悪いしそろそろうちももどらんといけなんや、すまんけどまたな」

「でうですかぁ、残念ですぅ…」

「ほな、またな〜♪」

「同士由宇の退場は残念だが吾輩たちは再び花見を楽しもうではないか」

「そうですね♪」

・・・・・・それから数時間後

「そろそろ日も暮れてきましたし帰りましょうか?」

「そうですね、今日はとっても楽しかったですぅ☆」

「ほらほら、大志君もおかたづけしましょうね♪」

「うむ、それはいいのだが………」

「どうかしましたですか、変なお兄さん?」

「たいしたことではないのだが、このまま終わってはオチがつかないのではないかと思うのだが」

「オチですかぁ?」

「じゃあ、これはどうでしょう?」

「なにかあるのですかな、南女史」

「それじゃあ、南お姉さんおまかせしますですぅ☆」

「はい、では『みなさんゴミはちゃんと持ちかえりましょうね♪』」

「…………南女史、今のは………」

「あら、いけませんでしたか?」

「ええと…こうなったら強制終了ですぅ!!
それでは明日もにゃんばらナイト〜〜〜!!お相手は塚本千紗でした☆」