三人組「玲子あけましておめでと〜う!!」

玲子「・・・・・・・・・・」

美穂「玲子?」

まゆ「玲子無視しないでよ」

夕香「挨拶は基本ですよ、玲子」

玲子「ふええええええ〜〜〜ん!!!!!なんで私は正月そうそうバイトなのよ!!」

美穂「しかたないじゃない」

まゆ「そうだよ、じゃあボクたちは初詣に行って来るね♪」

夕香「それじゃあ玲子、お仕事頑張ってくださいね」

玲子「え〜〜ん、みんな置いてかないで〜〜〜!!」

 

・・・・・・・ガバッ!!

 

玲子「い、今のは夢?……ふ〜、正月からなんて夢なのよ。まったく縁起でもない」

美穂「本当なんかうなされてたみたいだったわね〜」

まゆ「やっと起きたみたいだね」

夕香「あけましておめでとうございます、玲子」

玲子「……………な、なんであんたたちが私の部屋にいるのよ〜〜〜!!」

玲子の母「あんたがいつまでも寝てるからでしょ!はい、みなさんお茶のおかわりでもどうぞ」

まゆ「あっ、おばさんどうもありがとう♪」

美穂「せっかく今日は初詣に行くって約束なのにいつまでも寝ているんだもんね」

玲子「はにゃ?今、何時?」

夕香「もう12時ですわ」

玲子「な、なにゅう〜〜〜!!もうそんな時間!!」

美穂「だから急ぎなさいよ、玲子!」

夕香「玲子も起きたみたいですしそろそろ行きましょうか?」

まゆ「おばさんご馳走さまでした♪」

玲子「ちょ、ちょっとまってよ〜〜〜!!私まだパジャマだよ〜〜〜!!」

・・・・・それから

玲子「着いたわね」

美穂「ええ」

まゆ「それじゃあ行こうか♪」

夕香「準備バッチリですわ」

玲子「それじゃあレッツゴー!!」

ピンポーン♪

和樹「ふぁい、どなた?」

四人組「新年あけましておめでとう〜〜〜!!」

和樹「うわ!!」

四人組「それじゃあ、おじゃましま〜す♪」

和樹「突然なんなんだ一体!!」

スッ…

和樹「なんだその手は?」

玲子「お年玉♪」

美穂「新年といったらもちろんよね♪」

和樹「お前ら、俺にたかる気か?」

美穂「や〜ね〜、だれもあんなに金銭的なこと期待してないわよ」

夕香「私達もオニじゃないですから」

和樹「で?じゃあ一体なにが目的なんだ」

まゆ「ムフフフフフ♪」

美穂「実はぁ」

玲子「萌え萌え本書いて欲しいのよ〜〜〜!!」

美穂「私は翔様がいい〜!!」

まゆ「ボクはキース様♪」

夕香「わたくしはマルコ・ロドリゲスをお願いします」

美穂「夕香、あいかわらず濃い趣味ね…」

玲子「そして私はもちろんガッシュ様をお願い〜〜〜♪」

和樹「ちょ、ちょっと待て!!それをひょっとして…」

美穂「今日一日で完成させてもらうわよ」

まゆ「でも手を抜いたら承知しないからね♪」

玲子「それじゃあ私たちは初詣にいくから頼んだわよ〜、にょほほほほほ♪」

和樹「お前達、オニか………」

 

玲子「ふ〜、初詣も終わったしそろそろ和樹君のところにいこうか?」

まゆ「うん、そうだね♪」

夕香「楽しみですね」

美穂「でもお礼とかはいいのかな?」

まゆ「お礼って、玲子のキスとか?」

玲子「ちょっとあんた何いってるのよ〜〜〜!!」

まゆ「わ〜い、玲子が照れてる〜♪」

玲子「な、な、な、なに言ってるのよ!わ、私はべ、別に………」

夕香「まあ、差し入れにケーキでも買っていきましょうか?」

 

玲子「ただいま〜、原稿できた〜〜〜?って、あれ?」

美穂「誰もいないわね?」

まゆ「あっ!書置きがあるよ」

『探さないでください 和樹』

四人組「・・・・・・・・・・・・・・・逃げたわね」

夕香「うふふ、わたくし達から逃げられると思ったのかしら?」

まゆ「身のほどしらずもいいとこだね♪」

美穂「絶対逃げたことを後悔させてあげるんだからね!」

玲子「それじゃあ、ひとつ探しますか?」

四人組「オーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

そして数時間後、和樹は発見されその後24時間体制で四人に監視されながら原稿を完成させたとさ…

めでたし、めでたし………?